注目の新興プラットフォームでファンベースを構築する
Spotifyにファンを誘導する方法は無数にあります。ファンがいる場所でファンに出会い、エンゲージメントを築きましょう。
ファンはコミュニティであり、アーティストはそのコミュニティに影響を与える存在です。コミュニティは集まり、アイデアやリソースをシェアするだけでなく、独自のサブカルチャーや集いの場をもっています。SNSを利用していれば直感的に理解できるとおり、アーティストはSNSを使うことで、フォロワーの情報を得てニーズに合った投稿を作成できるほか、ファンとの交流を楽しんだり、情報をシェアしたりできます。新しく登場するソーシャルプラットフォームについて知ろうとすることは重要です。ファンが利用し始めている場合は特にそう言えます。アーティストは、Reddit、Facebookグループ、Twitchといったプラットフォームを活用し、フォロワーやファンとの関係を築くことで、Spotifyでの再生数を伸ばすことや、好みが似ているリスナー間でファンベースを拡大することができるでしょう。
たとえば、Discordはもともとゲーマーを中心にしたコミュニティプラットフォームでしたが、今では音楽を含むさまざまな分野のユーザーが利用する交流の場へと拡大しています。Discordのスペース (「サーバー」と呼ばれる) は、ファンとのコミュニティを育成するのに最適な場所です。また、DiscordをSpotifyと接続することで、ファンはあなたが聴いているコンテンツをチェックしたり、Spotifyの楽曲を再生したり、あなたが再生している楽曲を聴いたりできます。この機能を利用することでアーティストは、新しい音楽を紹介し、即座にフィードバックを受け取ることができるだけでなく、あなたのリスニング傾向や、あなたに音楽的影響を与えたものをリスナーに垣間見てもらうことができるのです。1ヶ月間だけでも、DiscordからSpotifyに接続したリスナーは80万人を超え、わずか14日のうちに約900万曲を再生しました。DiscordからSpotifyに接続したリスナーの割合は、前年に比べ54%も上昇したのです。
こうしたプラットフォーム上で、あなた自身のさまざまな側面をリスナーに見てもらえば、あなたのファンになるきっかけがたくさん生まれることになります。フィットネスが好きですか?もちろん、フィットネス向けのアプリもあります。StravaやRunkeeperのようなアプリの多くはSpotifyと連携しているため、ムードやアクティビティに合わせて、音楽のプレイリストを作ってみるとよいかもしれません。たとえば、ファンにワークアウトやランニングをしながら聴いてもらえるように、エネルギッシュな楽曲を選んでプレイリストを作ることができます。実際に、Runkeeper ProからSpotifyに接続するリスナーの数は167.8%増加しました。
そして何より、これらの新しいプラットフォームを活用してファンとの絆を深め、本当の自分を知ってもらうことができます。これだと思うこと、あなたの興味、価値観、普段通りの自分を反映するコンテンツをオンラインで発信し、ファンと交流しながら、あなたのマーケティング戦略を実行していきましょう。サブレディットやFacebookグループを使って交流することで、ファンと双方向のコミュニケーションをとることができます。そして、その交流から、ファンが見たいもの、聴きたいもの、よく使うサイト、あなたに期待する商品についてインサイトを得ることができるのです。リスナーが集まる場所を見つけ、リスナーの声に耳を傾けましょう。リスナーはきっと応えてくれます。
Spotify for Artistsは、あなたがファンベースを拡大し、目標を達成していけるようサポートします。