
Campaign Kitを使って音楽に関する目標を達成する方法
アーティストのオーディエンスに関する目標が何であれ、適切なツールを活用すれば、リリースサイクルの各段階でファンとのつながりを深めることができます。
Spotifyでの成功とは、音楽を配信することだけではありません。オーディエンスを自分の音楽の世界に引き込むことが大切なのです。
スーパーファン 経済について耳にしたことがあるかもしれませんが、スーパーファンとは、楽曲を何度も再生し、グッズを購入したり、コンサートで応援したりしてくれるファンのことです。そして、多くのアーティストにとって引き続き大きな課題となっているのは、ブレイクした後も熱心なファンを獲得していくことです。かつてなく音楽が増え続けるなか、リスナーが手軽に楽曲を見つけられるようになり、拡散性が向上したとはいえ、長期的に安定したファンを獲得できるとは限らないからです。
リスナーに再生ボタンを押してもらうことは、ほんの始まりにすぎません。大切なのは、何度も楽曲を再生し、過去の楽曲も探して聴いてくれるような、長期的なファンを獲得していくことです。ずっと続く関係性を築くことは簡単ではないかもしれませんが、これこそがSpotifyで注力していることです。
アクティブなリスナーがすでにいるSpotifyは、ファンとの強い関係性を築くことができる最適な場所です。そう言えるのは、Spotifyのリスナーが楽曲を単に再生しているというより、頻繁に再生しているからです。eMarketerの最近の調査によると、米国のリスナーは Spotifyで1ヶ月あたり32時間以上コンテンツを再生 しています。再生時間が1ヶ月あたり3.5時間以下であるほかのストリーミングサービスと比べると大きな違いです [1]。再生時間が多いということは、実質的で長期的なファンベースを拡大するチャンスも多くなるということです。
あなたの楽曲を最も再生しているリスナーは、Spotify for Artistsのダッシュボードで スーパーリスナー と呼ばれています。 最も エンゲージメントの高い熱心なファンです。スーパーリスナーは、月間アクティブリスナーのなかでも最も熱心なリスナーのセグメントです。つまり、過去28日間に、あなたのアーティストページ、リリースページ、保存したライブラリなど、アクティブなソースから能動的にあなたの音楽を探したリスナーです。スーパーリスナーは、あなたのあらゆる活動をサポートしてくれます。 平均すると、スーパーリスナーはアーティストの月間リスナーの2%とわずかですが、月間再生数の18%以上と、アーティストのSpotifyにおけるチケット販売数の50%を占めており、あなたの音楽を自身のネットワークでシェアしてくれる可能性はほかのリスナーより9倍も高くなっています。
Spotifyではそうしたファンがどのように楽曲と関わっているかを調査し、オーディエンス分析、Campaign Kit、カウントダウンページなどのツールを構築してきました。このようなツールを活用すれば、ファンを理解し、もっと聴きたいと思っている適切なタイミングでファンにアプローチすることができます。このガイドでは、Spotify for Artistsのオーディエンス分析を使ってスーパーリスナーについて理解を深め、エンゲージメントを維持して長期的に成長させていく方法など、スーパーリスナーにまつわるさまざまな情報をご紹介します。
スーパーリスナーは、オーディエンス全体で占める割合はわずかでも、非常に大きな影響を与えます。Spotifyは、スーパーリスナーの音楽の聴き方をより深く理解することに注力し、データをまとめました。平均データは以下のとおりです。
重要なポイント: スーパーリスナーは気まぐれではありません。熱心なファンです。継続的にあなたの音楽を応援してくれる実質のあるファンベースを構築することを目指すなら、単にリスナーを増やすだけでは不十分です。熱心なリスナーと関係性を築くことが重要です。
ファンによってエンゲージメントの方法は異なるため、スーパーリスナーを育てるには複数のタッチポイントが必要になる場合があります。スーパーリスナーに至るまでのファネルを見ると、各タイプのリスナーが長期的にファンになるまでの過程がわかります。
あなたの音楽を活発に再生するファンは、スーパーリスナーになる可能性がより高くなります。とはいえ、その過程はさまざまです。あるリスナーは、ドライブ中に「Fresh Finds」であなたの音楽を見つけ、自身のプレイリストやライブラリに新しいアルバムを追加して、新曲をたくさん聴くかもしれません。活発にリピート再生し、ドライブが終わる頃にはスーパーリスナーになっています。別のリスナーは最新のシングルを再生した後、しばらく再生しなかったものの、アルバムのリリース時にカウントダウンページを見て、再度あなたの音楽を聴くようになるかもしれません。重要なのは、あらゆるステージでファンに働きかけ、再度聴いてもらうきっかけを作ることです。
最初のステップは、リスナーがあなたの音楽と今、どのように関わっているかを把握することです。Spotify for Artistsのオーディエンス分析では、リスナーとの接点、成長を見込めるポイントがわかります。
こうしたインサイトは、リスナーの現在のステージを見極め、次に注力すべき点を判断するのに役立ちます。
リスナーのエンゲージメントの方法を把握したら、次のステップはさらに積極的にリスナーにリーチすることです。Spotifyには、そのためにぴったりのツールがあります。
Spotifyでは、キャンペーンによってリスナーがどのようにファネルの下部へと移動しているのかを確認できる、新しい方法にも注力しています。たとえば、MarqueeとShowcaseのレポートでは、オーディエンスについてのパーソナライズされたインサイトのほか、ライトリスナー、モデレートリスナー、スーパーリスナーになったリスナーに関するデータを視覚的に確認できるようになりました。
繰り返し聴いてくれるスーパーリスナーのファンベースを構築したいと思いませんか?まずはオーディエンスの詳しいデータをチェックし、Spotify for Artistsに用意されているツールを使ってみましょう。アーティストの皆さんは、インサイト、プレイリストのピッチング、アーティストページのアップデートなどのさまざまな機能を利用できます。カウントダウンページ、Marquee、Showcase、Discovery Modeの利用資格については、Spotifyのヘルプセンターをご覧ください。
次のスーパーファンになるリスナーは、すでにあなたの音楽を聴いています。そして、さらに深掘りしてもらうのに必要なツールもすべて揃っています。