Spotify for Artists:2025年のまとめ

ファンとの深いつながり、注目を集めるリリース、より効果的なキャンペーン、透明性の向上。そのすべてが今年もSpotify for Artistsで実現しました。
Spotifyでは今年、Spotify上でファンに音楽を届ける方法を再構築できる新しいツールを導入しました。これにより音楽を「聴く」「観る」「知る」体験がさらに豊かになり、楽曲制作関係者たちの存在にも光を当てることができるようになりました。この記事では、世界中のアーティストをよりサポートするために、Spotifyが今年展開した主な取り組みをご紹介します。
2026年の最新情報を見逃さないように、InstagramまたはWhatsApp (英語、スペイン語、フランス語、イタリア語、ドイツ語、ポルトガル語) でSpotifyのブロードキャストチャンネルにぜひご参加ください。
ファンをあなたのクリエイティブな世界の奥深くへ
2025年、Spotifyでは米国、カナダ、および100以上の国と地域で、Premiumリスナー向けにミュージックビデオのベータ版の提供を開始しました。これにより、ファンは公式ビデオ、カバー、ライブパフォーマンスを楽曲と一緒に楽しめるようになります。また、Premiumリスナー向けにロスレスオーディオも導入され、より深みと透明感のある音楽体験をファンに届けられるようになりました。
ファンは、あなたの音楽の背景にある、制作に関わった人々やつながり、誕生秘話についても、より詳しく知ることができるようになりました。より詳細になった楽曲クレジットでは、各楽曲に関連するクレジットが表示され、制作に関わったソングライター、プロデューサー、エンジニア、ミュージシャンの貢献が明確にわかるようになっています。
さらに、機能の強化により、リスナーが音楽を聴いているその場所から、簡単にコンサートの情報を見つけられるようになりました。ファンはお気に入りの会場をフォローしたり、今後のラインナップをチェックしたりできるほか、近隣で開催されるコンサートのパーソナライズされたおすすめを受け取れるようになります。
ニューリリースをもっとアピール
ニューリリースを発見してもらう機会がさらに広がった今年。カウントダウンページを基盤とした「今後のリリース」ハブがアプリに新たに導入され、ファンは今後のリリースをチェックし、楽しみにしている音楽をPre-Saveできるようになりました。そして、米国では「The Drop Weekly」がスタート。短尺のビデオ、Spotifyのエディターによる解説、パーソナライズされたおすすめ、カウントダウンページのプレビューを楽しめるこのコンテンツは、金曜日の新たな定番となりました。また、Spotify for Artists Masterclassの新エピソードでは、リリース前に期待を高める方法や、リリース後も勢いを維持する方法など、リリースを最大限に活かすノウハウを詳しく解説しています。
Jorja Smithは、新曲のリリースが、ただアップロードボタンを押すだけのものではないことを教えてくれました。走り書きのメモ、ボイスノート、深夜まで続く準備。そうした舞台裏の積み重ねが、ファンを一つひとつの作品の物語へと引き込んでいくのです。
それだけではありません。「Playlist Adds」のソーシャルシリーズでは、ファンが作成したプレイリストの、思わず笑ってしまう名前や心に響く名前、カオスな名前を紹介するコンテンツを展開。そして年の締めくくりには、2025年に最も影響力のあったニューリリースのキャンペーンを支えたチームを称える「2025 Spotify for Artists Marketing Awards」を開催しました。
キャンペーンで広がるファンとの接点
リリースの計画と宣伝を、より明快かつ効果的に行うための方法が導入されました。MarqueeおよびShowcaseのキャンペーンの設定が簡単になり、マーケット、フォーマット、オーディエンス、開始日、予算ごとに複数のサブキャンペーンを1つのキャンペーン内で設定できるようになりました。また、Showcaseは13ヶ国でデスクトップ版にも対応し、Spotifyの利用方法に関わらず、ファンに音楽を届けられるようになっています。
今年は、オーディエンス理解も一段と深まりました。スーパーリスナーは、月間リスナーの平均約2%にすぎないものの、月間再生数の18%以上、そしてSpotifyでのチケット販売数の約半数を占めています。こうしたリスナーの存在は、リリース戦略の重要な要素として見逃せません。Activating Super Listeners Masterclassでは、こうしたスーパーリスナーを見極める方法や、Campaign Kitなどのツールを使ってスーパーリスナーを増やす方法を紹介しました。Discovery Modeでは、リリースの週が過ぎた後も引き続き新規リスナーに音楽を届けられます。インディーバンドのIndigo Wavesとの対談では、アルバム「Mirror」のリリース期間中、Discovery Modeに加えて、アーティストからのおすすめ、Canvas、プレイリストのピッチング、グッズ、Showcase、Marqueeをどのように活用したかを知ることができました。
より透明性の高い音楽エコシステムへ
2025年、Spotifyはアーティストの音楽を守るための仕組みを強化し、業界の仕組みをより明確に理解するための情報を提供しました。Loud & Clearでは、2024年にSpotifyが音楽業界へ支払った総額が100億ドルを超えたことを含め、ストリーミング経済の最新動向を公開しました。新しいロイヤリティガイドでは、ロイヤリティの仕組みと、正当な収益を確実に受け取るためにできることをわかりやすく解説しています。また、音楽エコシステムをより深く理解し、よくある落とし穴を避けられるよう、Masterclassの新エピソード「人為的に操作されたストリーミングについて理解する」を公開しました。このエピソードでは、人為的に操作されたストリーミングとは何か、その回避方法、そして自分の音楽とロイヤリティを守るために取れる具体的な対策を解説しています。
正確なカタログ管理も簡単になりました。Spotify for Artistsから直接、リリースの誤りを報告できるようになったため、アーティストページに不適切な楽曲が表示されている場合でも、迅速な対応が可能になり、アーティストのページにアクセスしたファンに、適切な楽曲を届けられるようになりました。
加えて、Spotifyのアーティスト、ソングライター、プロデューサーを保護するために、AI対策も大幅に強化しました。無断で作成されたボーカルクローンの削除、スパムや大量生成コンテンツのブロック、AIが制作に関与した楽曲の明確化など、新たなポリシーを導入しています。これらはすべて、アーティストの音楽、ロイヤリティ、そしてクリエイターとして選択する権利を守るためのものです。
新しい才能を後押し
今年、新進気鋭の才能を後押ししてきた「Fresh Finds」が10周年を迎えました。さらに、「Fresh Finds Songwriters」がシリーズに加わり、ソングライターやプロデューサーが主導して、自身が注目する将来有望な独立系ライターを紹介しています。
「Artists to Watch 2025」プレイリストでは、10以上のジャンルから35組のアーティストを選出。また「Best New Artist」や「エディターのおすすめ」といった恒例企画を通じて、音楽の未来を切り拓く新しい声を引き続きリスナーに紹介しています。
Spotifyは、アーティストの心の健康に関する対策も強化しています。Backlineをはじめとする非営利団体と連携した世界的な取り組み「Heart & Soul: Mental Health for Creators」によって、有意義なサポートを利用しやすいものにしました。また、ラテン・グラミー賞、オーストラリアのBIGSOUND、カナダのCCMA、コロンビアのEmpowerment Dayなど、世界各地のカルチャーシーンにも積極的に参加しました。
そして、一年を締めくくったのは毎年恒例のSpotifyまとめ。今年は、すべてのアーティストがClipをアップロードして、Spotifyまとめでトップファンに感謝を伝えることができるようになりました。さらにSpotifyまとめでは、あなたの音楽が世界中のリスナーに与えた影響を楽しいストーリーでお届け。ソングライター向けSpotifyまとめでは、音楽を舞台裏で支えるソングライターやプロデューサーにもスポットライトを当て、彼らが関わった楽曲がSpotify上でどのように広がっていったのかを紹介しました。
2026年、あなたの音楽が目指すところは?
2025年にすばらしい作品が生み出されたこと、その作品を世界に届けるためにSpotify for Artistsを選んでいただいたことに心からの感謝をお伝えします。そして、これからの活躍も楽しみにしています。
Spotify for Artistsは、あなたがファンベースを拡大し、目標を達成していけるようサポートします。