プレイリストのエコシステムが進化中：アーティストとチームにとっての重要性

Spotifyのエディトリアルチームでは何千ものプレイリストを作成しています。数多くのリスナーが、ワークアウト、勉強、夕食の準備など、日常の特定の瞬間に合わせたプレイリストを選んで聴いています。ただ、リスナーの好みはそれぞれ異なるため、ある人が入浴中に歌いたいと思う曲が他の人には当てはまらない可能性もあります (皆さんよくご存じのことと思います)。このため、プレイリストのエコシステムを強化し、すべてのリスナーがそれぞれの瞬間に最適な曲を見つけられるようにしました。ここでは、その仕組みについて紹介します。

一部のプレイリストは、各リスナーの好みに基づいて作成されるようになります。つまり、リスナー専用のプレイリストになり、2つとして同じものはありません。

これはアーティストとチームにとってどのような意味があるのでしょうか。まず、どの音楽もぴったりのリスナーに届けられる可能性が高くなります。一部のリスナーを対象にこの新システムをテストしたところ、再生時間が長くなる傾向が強いことがわかりました。また、このパーソナライズド・エディトリアルプレイリストでは、プレイリストでフィーチャーされるアーティストの数が30%増加し、リスナーが発見する曲の数は35%増加します。

パーソナライズド・エディトリアルプレイリストで新しく曲を見つけた後に、繰り返し聴くために自分でトラックを探すリスナーの数が80%増加していることがわかりました。実際に、リスナーがトラックを保存する平均回数は66%増加しています。アーティストにとっていいことずくめです。

ユニークリンクは、トラックがリスナー専用のエディトリアルプレイリストに追加された後7日間有効です

これ以外にもあります。曲がこれらのプレイリストのいずれかに追加されても、そのプレイリストのリスナー専用バージョンに必ずしも掲載されるとは限りません。このため、本日より、アーティストがSpotify for ArtistsとSpotify Analyticsからシェアできるようにこれらのプレイリストのユニークリンクを作成します。アーティストがシェアしたユニークリンクをクリックしたリスナーには、アーティストのトラックが最初の曲として表示される専用のプレイリストが表示されます (リスナー専用のプレイリストが作成されないエディトリアルプレイリストについては、引き続き公開リンクを使用する必要があります)。

曲がこれらのプレイリストのいずれかに追加されると、メール通知がアーティストとチームに送信されるため、ファンとこのお知らせを共有できます。