SpotifyとShopifyが提携：アーティストページがバーチャルのグッズ販売コーナーに

管理は簡単。アーティストページでファンにグッズを販売しましょう。

Spotifyは3億6,500万人ものリスナーを抱える、世界で最も人気のあるオーディオストリーミング・サブスクリプションサービスです。これは、アーティストがファンベースを構築するのにSpotifyが最適な場所であると言える理由です。とはいえ、ファンであるとは、単に音楽を聴いているということではありません。大好きなアーティストと交流し、ファン仲間と熱く語り合い、歌詞を全部把握してライブで (リアルでもバーチャルでも) 一緒に歌うということでもあるのです。そして、グッズを手に入れて献身的なファンであると示すことも重要な要素の一つです。

アーティストにとって、そうしたファンからのサポートは極めて重要です。Spotify for Artistsチームが、新しいツールとリソースの開発に尽力しているのはこのためです。私たちは、リスナーからファンに、ファンからスーパーファンになってもらうことで、アーティストが音楽だけでなく、グッズ販売、チケット販売、チップ、スーパーファン限定メールなどを通してさらに収益を得られるようサポートすることを目指しています。こうした取り組みの一環として、SpotifyはShopifyとの新たな連携を発表しました。この提携により、アーティストはグッズ販売といった収入源の拡大を見込めるようになります。

グッズ販売は単に物を売るということではありません。ファンとの絆を構築することでもあります。インディアナ出身のオルタナティブ/インディーバンド、Houndmouthのドラマーとして活躍するShane Codyは、グッズ販売がファン体験の重要な要素であると気づき、こう語っています。「グッズはファンとのつながりを目に見える形にしたものです。音楽は感情的なつながりです。グッズと音楽の両方をSpotifyでファンと共有することは不可欠なのです」Houndmouthは、11月5日にニューアルバム「Good For You」の公開を控えており、その際はアーティストページで新作グッズを発表し、リリースの瞬間を大いに盛り上げる予定です。

Shopifyを利用することで、アーティストやチームは在庫の管理や、アーティストページに掲載するアイテムの管理を簡単に行えます (たとえば、在庫切れのアイテムはアーティストページから自動で削除されます)。新しいグッズを公開する準備が整ったら、すぐにファンにシェアしましょう。リリースのタイミングで新しいグッズを掲載すれば、新曲をストリーミングするファンに見てもらえます。

Shopifyを利用してSpotifyでグッズを掲載するのは簡単です。Spotify for ArtistsとShopifyストアへの管理者アクセス権があればすぐに始められます。こちらから操作を始めるか、デスクトップでSpotify for Artistsのダッシュボードにログインして [アーティストページ] タブを開き、[グッズ] をクリックしてください。そのページで、アーティストページに掲載するアイテムを自分のストアから3つ選択できます。Shopifyストアで複数のアーティストのグッズを販売している場合は、そのストアを各アーティストページと接続し、Shopifyのアーティストの「コレクション」からグッズを掲載すれば、アーティストリスト全体のSpotifyでの販売や在庫を簡単に管理できます。接続できるストアは、1件のアーティストページにつき1件のみです。

Shopifyを利用したことがなくてもご心配なく。Shopifyを初めて利用するSpotifyアーティストの皆さんは、90日間無料でShopifyを体験できます。また、グッズの在庫がない場合は、Printfulの利用がお得です。Spotifyアーティストであれば、プリントが必要なグッズの注文が最初の2回、30%割引になります。