アーティストにはたくさんの仕事があります。身を粉にして曲を書き、レコーディングし、ツアーに行き、リリースしています。何かを決定したり、新曲をリリースしたりするときには、うまくいくオプションとそうでないオプションをスムーズに把握したいものです。
この度、Spotifyですべてのアーティストに提供しているデータに関して重要な変更を行いました。ここでは、どのような変更を行ったのかについて説明します。
すべての曲のデータを提供
以前は再生数が1,000回を超えた曲のデータのみを表示していました。本日より、再生数に関係なく、自分の上位200曲のデータを確認できるようになりました。これにより、初日からリリースを追跡できます。
時間フィルターを導入
なかなか優れた機能です。過去7日間、28日間、2年間の出来事別にデータをフィルターできるようになりました (このデータは、2015年1月1日、またはSpotifyに最初に曲が掲載された日から始まります)。これらのフィルターを使用して、自分の活動がどれくらいうまくいったのかを確認できます。PR担当者を雇った価値はあったのか、RedditでAMAをした価値はあったのかがわかるようになりました。また、アーティストのこれまでのストリーミングとリスナーのグラフを追加したので、2015年までさかのぼって、すべての曲を合わせた合計再生数とリスナー数を追跡できます。ぜひ使ってみてください。
フォロワーをデータに追加
フォロワー数を測定する新しいタイムラインにより、これまで以上にフォロワー数の成長に簡単に取り組めるようになりました。フォロワーとは、アーティストページで小さい緑色の [フォロー] ボタンをクリックするくらいそのアーティストを気に入っている、最も熱心なリスナーのことです。フォロワーはSpotifyのメーリングリストのようなものと考えてください。フォロワーには、誰よりも早くアーティストに関する最新情報が届きます。リスナーがアーティストをフォローすると、そのアーティストの曲が「Release Radar」に自動的に表示されます。これは、リスナーがフォローしているか最もよく聴いているアーティストのニューリリースで構成されるリスナー専用のプレイリストで、毎週金曜日にアップデートされます。また、フォロワーには、フォロワーが住んでいる町にアーティストが来るときにコンサートのおすすめメールが送信されます (Spotifyでコンサートを最大限に活用する方法の詳細については、こちらをご覧ください)。
フォロワー数が増えるように取り組むことをお勧めします。簡単な方法でいえば、たとえばソーシャルメディアアカウントでフォローをお願いできます。ステージから大声で呼びかけるのも1つの手かもしれません。また、自分のウェブサイトにフォローボタンを埋め込んで、ファンが簡単に見つけてフォローできるようにすることもできます。詳細については、こちらをご覧ください。
"ファン" カテゴリを削除
"ファン" 指標は少しわかりにくいというフィードバックをいただいたため、このデータは当面削除することになりました。Spotifyは、各リスナーがどの程度アーティストの音楽に夢中になっているのかをデータにできるよう、より良い方法を模索し続けます。フォロワー数のデータはその第一弾です。今後も、ユーザーの聴き方がわかる新しい方法を開発し続ける予定です。
Spotifyでプロモーションする方法の詳細については、こちらからプロモーションガイドをご覧ください。