Spotifyで募金活動を推進するための新しい3つの選択肢であるGivealittle、Mercado Pago、PayUがアーティストに提供されるようになりました。
COVID-19の世界的流行が世界中のアーティストに甚大な影響を与え続ける中、Spotifyは世界の音楽コミュニティの支援に取り組んでいます。この数ヶ月にわたり、SpotifyではMusiCaresと提携し、Spotifyの新型コロナウイルス感染症に対する音楽業界支援プロジェクトを通じて＄1,000万のマッチングファンドを設立し、この困難な時期にミュージシャンが活動を続けることができるように支援しているさまざまな組織と協力しています。クリエイターの皆さんがこのつらい時期に継続的に解決しようと取り組んでいる姿に感銘を受けました。もちろん、ファンの皆さんがトラックをストリーミングしたり、アルバムをシェアしたり、余裕があれば寄付したりすることで継続的に支援してくださっていることは言うまでもありません。
このような取り組みを後押しするために、Spotifyは最近、アーティストが選択した支援団体機能を開始しました。この機能では、アーティストが募金先の団体を選択し、自身、バンド、チーム、または音楽業界支援団体のために資金を集めることができます。これは、アーティストページのアーティストからのおすすめと同じように機能し、ファンがアーティスト自身や、アーティストが選んだ音楽関係者、医療従事者、COVID-19の影響を受けている小規模企業を支援する活動に直接簡単に寄付できます。
立ち上げにあたり、SpotifyはCash App、GoFundMe、PayPal.meに加えて、Spotifyの新型コロナウイルス感染症に対する音楽業界支援パートナーと提携しました。この度、資金募集プラットフォームの拡充により、Spotifyのリスナーはラテンアメリカ、トルコ、ニュージーランドの国でアーティストをさらに支援できるようになります。
ラテンアメリカでは、Mercado Pago、PayUと提携し、アルゼンチン、ブラジル、チリ、コロンビア、メキシコ、ペルー、ウルグアイのミュージシャンの選択肢を増やしました。トルコのアーティストはiyzico (PayUの会社) も利用できます。ニュージーランドのアーティストはクラウドファンディング組織であるGivealittleにリンクすることもできます。支払いはサードパーティのサイトで行われ、Spotifyがその取引に対して手数料をもらうことはありません。アーティストが選択した支援団体の詳細については、こちらをご覧ください。
アーティストが選択した支援団体の国際決済プロバイダー
4月下旬にアーティストが選択した支援団体を開始して以来、アーティストとファンの両方から大きな反響をいただきました。アーティストの皆さんによって91,000件以上の支援団体が追加され、ファンの皆さんから700万件近くのクリックをいただきました。アーティストページに支援団体を掲載するほか、Spotifyでは、(再生履歴に基づいて) ファンに支援したいと思ってもらえそうなアーティストを記載したファン専用のおすすめメールを数百万件送信しました。
支援団体を提出するには、Spotify for Artistsアカウントにログインして [アーティストページ] タブにアクセスし、[Artist Fundraising Pick (アーティストが選択した支援団体)] で [Get support directly from fans (ファンから直接支援を受ける)] をクリックします。アーティストが選択した支援団体をすでに追加している場合は、鉛筆アイコンをクリックして編集または削除できます (この機能はまだモバイルアプリではご利用いただけません)。
アーティストは、自分自身、チーム、Spotifyの安全ポリシーに準拠しているチャリティパートナーのために募金活動を行うことができます。アーティストページを使用して、世界中のアーティストや音楽業界の関係者を直接救済している組織をファンに紹介する場合は、こちらの認定パートナーのリストから選択できます。
ラテンアメリカ、トルコ、ニュージーランドのミュージシャンのためにアーティストが選択した支援団体の選択肢をさらに増やすことができ、大変うれしく思います。Spotifyでは今後も、いただいたフィードバックをもとにこの機能を改善し、世界各地で対象範囲を拡大する予定です。Spotifyの目標は、アーティストとファンの間のつながりを引き続き強め、世界の音楽コミュニティが強さと回復力を維持できるように私たちができるあらゆることを行うことです。
-Spotify for Artists